軟弱野菜種まき・大根のまき直し【自然農法体験学校『ありのまま分校』】
10月22日に晴天の中ありのまま分校が開催されました。10月後半とは思えない暑さでした!
最初に人参の最終間引きを行いました。多めに筋まきしたのを指4本分程度に間引き。
同時に除草や株元に土寄せを行いました。 台風の雨で畝が流されて、首が土から出ていました。
間引き・除草と並行して自然堆肥を軟弱野菜の畑に施していきます。
今回種まきした野菜は「小松菜、ちんげんさい、みずな、春菊」
小松菜は自然農法センターの種子と一般的な品種の2種類種まきしました!
10月の後半になるとだいぶ涼しくなり、虫の被害も少なくなるのですが、
畝の真ん中は春菊を植えて、コンパニオンプランツで虫対策も行いました。
同じ種類の野菜だけを植えると、それを好む虫・菌が寄ってきやすく、広がりやすくなります。
今回は穴が開いたマルチを使用しました。
みんなで畝を作り、マルチを張ります。マルチを引っ張ったり、鍬の使い方など慣れていないので良い体験になりますね。
農家の方がこんな風にすればやり易いと教えてくれるのもありのままの良い所だと思います。
最後に大根のまき直しです。9月11日に種まきを行ったのですが、その後台風14号がきて、
暑い時期の種まきだった為、虫(ハムシ・シンクイムシ)に食べられる被害がでました(*_*)
まだ、種まきできる時期なので、収穫は遅れてしまいますが、思い切ってまき直しました!
9月まきに比べて温度が下がるので、黒マルチを使用して、少しでも温度をあげます。
※みんなで楽しく学ぶ自然農法!
ありのまま分校は、南さつま市が目指す「健康元気都市」推進事業の一環として平成27年から開校しています。受講生と卒業生の応援団が、畑を学校に野菜づくりなどの農業実習を通して自然農法を学びます。
収穫した野菜は、みんなで美味しくいただき、最近は学校給食に出荷しています。
農業実習以外にも自分たちで育てた大豆を使った味噌づくり体験や自然農法の先進地研修、収穫祭なども開催しています。
自然農法に関心のある方は、是非、実習日には自然農法の野菜や調味料の販売も行っていますので、お越しください!