5月の研修内容

研修生の福島です。
本格的に始まりました研修ですが、まだ半ばというのに内容が盛り沢山です。

農業は大きく分けて、作物を育てる栽培とお客様に作物をお届けする販売に分かれます。
早速その両方を体験しています。
就農したらどちらも自分の力で成し遂げていかないといけません。
その為の知識、経験、そして人脈をつけるこの研修期間。
自分のやりたい事、理想を追求しながらも目の前の事に全力で取り組む姿勢を忘れず今後も進んで行きたいです。

では、盛り沢山の5月をご紹介させていただきます。
①砂の祭典出店!
②ありのまま分校開校!
③研修内容報告!


①の砂の祭典ですが、南さつま市主催の、歴史ある砂の祭典があり、こちらのイベントにオーガニック推進委員会のお野菜も販売させていただきました。栽培と販売の販売の方ですね、対面販売なのでオーガニック推進委員会の事を知っていただくいい機会です!

計3日間ありました。
野菜を提供してくださる農家農園さんとの連絡や、野菜の引き取り、収穫等の準備があったり、野菜の陳列方法や販売方法を考えたりと研修生が主体となる部分も多かったのでいい経験ができました。目的や目標設定、達成率などを設定し振り返りまでできたので次回はもっと上手にお野菜を届けることができると思います。

②ありのまま分校開校
民間の方と畑を共有しオーガニック野菜を作っていく学校です。南さつま市の取り組みで、今年で9年目。私も新入生として入校させていただきました。

参加される方の切掛、理由は一人一人異なりますが、
“自然農法、安心安全なお野菜”
という単語が皆様から多かったです。
この学校に参加するということは、食糧危機や農薬の危険性に対するアクションの一つで、自らが作物を作ることのできる知識、経験の必要性を感じてらっしゃるのかなと思いました。

戦争や疫病。食の安全性や健康格差など、色々考えることはありますが、青空の下、みんなで土を触っているととても気持ちいいです。
目の前のことだけが真実で、草木、昆虫、植物は今を一生懸命生きている。
そんなことを体験できる、ありのまま分校だと思います。

③研修報告
ありのまま分校の校長先生の吉田さん指導の元、常潤高校の圃場をトラクターで畝立てしました。

トラクター研修は近代、現代農業において基本となる研修かもしれません。
乗用車と勝手が違うので最初は戸惑うかもしれませんが慣れれば大丈夫です。
がしかし、なかなか慣れません。
一つできたら、一つ忘れ笑
何度も何度も繰り返し行い、安全走行を第一にこの日の研修は終わりました。
農業において、機械は大きな変化を産み出しました。今では必須の産業です。
しかし、一つ間違えると大けがや、ひどい時には死亡者も出てしまいます。
注意を怠らず、分かっていても大きな声で確認すること。焦らず、少しでも危険を感じたらやり直す。

吉田校長、福元さんの指導の元、さつまいも用の畝立てができました。

引き続き頑張ります。
また報告させていだきます!

福島 隆盛