研修生の橋本武志です

石川県から移住してきた橋本武志(研修生ページ)です。

8月から研修が始まりました。農業は素人です。畑と野菜のことや作業のこと、農業界のことなど、今まで知らなかったことを知っていく新鮮な日々を送っています。

農家さんから美味しい野菜や米をいただくこともあり、美味しいなあと思いながら食事をしています。これまでの生活では自身の食生活と向き合ったことはありませんでしたが、ここにきて毎日美味しい野菜があることの豊かさを実感しています。

自然農法を知ってから2年が経ち、今年の1月に初めて南さつまを訪れました。前職は造園業でしたが、「人間はもっと自然に寄り添って生きることはできないものか?」と考えるようになっていました。自然農法を学び自然農法を中心とした仕事で生活していく、それを始められる環境がどこかにないだろうかと探していたところ、南さつまにたどり着きました。一番最初に福元農園を案内して頂いたときは、しっかり育ったカブの畑を見せていただき、土の柔らかさと畑の気持ちよさとカブの美味しさに感動したのを覚えています。

南さつまの気候は暖かく、一年を通して露地野菜が生産されています。また、地域内に異なる環境と土壌があることから、南さつまでは様々な農作物を栽培することができます。畑と田んぼの耕作放棄地もあり、自然農法を要とした南さつまならでは農業があるのではないかと考えています。

自然農法の野菜作りを身につけるには長い月日がかかると思っていますが、自然の循環を感じながら人生の豊かさについて見つめなおし、地域の人々の食と豊かな環境づくりに貢献できるような農家になりたいと考えています。

皆様、どうぞよろしくお願いします!