【ありのまま分校】 実習日 スプラウト体験・じゃがいもの収穫 自然農法
今回のありのまま分校の実習は、「土の世界」動画鑑賞・スプラウト講座・じゃがいもの収穫でした。
今回はスプラウト講座をメインに記事にします!
自然農法体験学校ありのまま分校。土を大事にしています。
簡単に土と言っても土が出来るまでにはものすごく時間がかかっています。
地球が誕生したばかりのころは土はなく、岩石がむき出しの状態でした。そこから、コケ等、珪藻類から上陸し、
草木が生い茂り、枯れ、土は作られてきました。 その土の世界を知ってもらうための動画鑑賞でした。
毎年、「土の世界」の動画をみていますが、その都度、土って偉大なんだなと感じます。
そんな 自然、土、野菜に触れる機会を簡単に設けようと、スプラウト講座が実施されました。
スプラウトの作成の流れを簡単に説明します!
1、道具の準備をします。 (容器・土・種)
〇容器:ヨーグルト、牛乳、ペットボトル、味噌、などが入っていた容器を使います。
準備した容器の下から 1cm くらいの側面に穴をあけます! 左右に4か所程度の土は出ないけど、水は向けるような大きさ2mmくらい。
(水がたまりすぎないようにすることが目的です。)
〇土:今回は草堆肥からできた土を篩ったのを使いましたが、 ホームセンターに市販されているので、大丈夫です。(土の材料をよく読んで、添加物が少ない土を選ぶようにしてください。)
〇種:スプラウト用と明記された種を使ってください! ※通常の栽培用の種は農薬が添加されているものがほとんどです!
2、種を蒔いていきます。
〇土に水分を与えて、なじませる。
土が乾燥しすぎると、水をはじいたり、まばらになってしまいますので、べちょべちょにならない程度に水分を与えてください。
〇容器に土を入れる。
栽培するスプラウトの種類にもよりますが、大根だと、3cm程度、茎が良く伸びるように浅く土を入れます。
反対に、ブロッコリーは茎が伸びにくいので、浅い容器や、深い容器は半分程度と多めに土をいれる方が良いそうです!
〇種を蒔く。
まく種の種類にもよりますが、基本的には種が重ならない程度にまきます! 少し大きめに育てたい場合は、
薄く、少なめに種をまくと、大きく育ちやすいです。
〇水をかける。
種をまいたあとは、種が動きすぎない程度に、種に水が十分に行くように水をかけます。
横にあけた穴から少し水が染み出る程度にかけるとよいそうです。
3、まいた後の管理。
〇種をまいて1~2日目
日が当たらない場所か、布をかぶせて置いてください。 日が当たらない方が発芽が良いです。
〇3日目から
野菜の種類にもよりますが、芽が動いていますので、少しづつ日に慣らしていきます。
※急激に日に当てたり、暑い場所に置くと焼けてしまいますので、注意してください。
水分は多くはいらないですが、乾燥しすぎない程度に霧吹きで水がかけるのがオススメです。
そのまま、日陰や布を被せたままだと、ひょろひょろのもやしっ子になります。
〇7日目ごろから
茎が伸びてきているとおもいますので、収穫出来ると思います。
この収穫の時期も、冬場は時間がかかり、夏場は早くなります。
4、収穫 (根元から・間引きか)
〇根元から収穫
茎が伸びてきたころには、根がしっかりと張っているはずなので、
茎をまとめて握って、すぽっと、引っこ抜きます。
そして、土の少し上の根元から切って収穫します。
〇間引きで収穫
かいわれの状態でなく、大きく育てたい方は、
上からハサミを入れて、間引き(すくように)収穫をしてください。
少量を長く楽しみたい人には良いと思います。
4、収穫後、片付け等
〇収穫したスプラウト
おいしく頂いてください。 お味噌汁にいれたり、サラダに追加したり、
多く収穫出来たときは冷蔵庫にいれれば数日は新鮮なままです。
〇収穫したあとの土
土は捨てるのはもったいないです。 ビニール袋にいれて太陽にさらしてください。
根が枯れて乾燥したら、再利用することが出来ます!
〇反省、再チャレンジ
初めて作った場合、上手にできたり、うまくできなかったりします。
どうしたらもっと、上手に育てれるだろうか、今度は違う野菜を育ててみよう。
美味しかったから、もっとたくさん育てよう 等、、、
お手軽に楽しめますし、植物を観察するのは面白く、癒しになると思います!
以前、公民館講座でも、スプラウト講座を行いました。その際の記事も参考に。
※自然農法・オーガニック野菜推進委員会・ありのまま分校では、自然農法普及のために出張講座も行っています。今回はプランター栽培向けにスプラウト・ベビーリーフの講座でした。自然農法について知りたい、スプラウト講座に興味がありましたら気軽にお問い合わせください。