豆腐づくり体験 (ありのまま分校)

ありのまま分校の畑で採れた、青大豆を使った豆腐づくり体験を行いました!

 

ありのまま分校では、畑での実習以外にも、スプラウト体験味噌作り体験なども行っています!

 

今回は、家庭でもできる豆腐作り体験を行いました! 

昨年の豆腐づくりは大鍋でみんなで一度にたくさん作りました!

その際に家庭でもできる方法も教えて欲しいとの意見が多かったので、

今回は家庭でできるサイズでの体験になりました!

 

※ 上記で約 2 丁分の木綿豆腐ができます。

☆準備するもの (約2丁分)

 ○材料:

 ・大豆300g(豆乳でも可)

 ・にがり 20cc

 ○道具

 ・大鍋、中鍋

 ・温度計

 ・豆腐を固める枠(ザルと皿でも可)

 ・てぬぐい

 ・ミキサー

 

いざ! 豆腐作りへ! 

 

 1.【大豆を水につける】
大豆 300g をよく洗ってから、水 1200cc につけます。 水につける時間は、夏は 12 時間、冬は 24 時間くらいを目安にします。

2.【大豆をつぶす】
水を吸った大豆を、ミキサーですりつぶします。 大豆と、つけていた水を同量くらいずつ、ミキサーの強に2分ほどかけます。

大豆をつけていた水 1200cc は、ここで使い切ります。 ドロドロになった状態のものを「生呉(なまご)」と言います。

3.【生呉を煮る】
新しく水 1200cc を火にかけ、沸騰したら生呉を入れます。

焦げないように常に底からかき混ぜながら、強火で煮ていきます。 沸騰したら吹きこぼれない程度に火を弱めて、10 分ほど煮ます。 濃い豆乳を絞るため、弱火にし過ぎないように、吹きこぼれないギリギ リの火加減を心がける。

4.【豆乳を絞る】

絞る前に、泡をすくって捨てます。 鍋にざるを乗せ、水に濡らして固く絞った布袋をセットします。 木綿のさらしを袋状に縫って使います。 ここへ煮あがった呉を入れて、しぼります。 熱いので、木ヘラ等を使って少しずつ冷ましながら、しぼっていきま す。
どのくらいまで絞るか、目安は、おからを袋ごとはかって、500g 以下に なるまでを目安とします。

しぼり汁が「豆乳」で、袋に残ったのが「おから」です。

5.【にがりを打つ】
にがり 20cc に水 80cc を加えて 5 倍に薄め、100cc のにがり液を作り ます。

豆乳を弱火にかけて、焦げ付かないように鍋底をかき回しながら 75 度 くらいまで温めたら、火を止めます。

にがり液は、2 回に分けて入れます。 木ヘラで豆乳を十文字に混ぜながら、にがり液を半分ほど入れ、蓋をし て 3 分静置します。

3 分後、残りのにがり液を少しずつムラ無く入れ、そーっと混ぜたら、 蓋をして15 分くらい静置します。 かき混ぜ過ぎないことがポイントです。

6.【型に入れる】

透明な汁ごとお皿に盛りつければ、「おぼろ豆腐」としていただくことができます。

また、豆腐型が無い場合でも、ざるに布を敷いて、すくい入れれば 「ざる豆腐」ができます。 さらしの布を濡らして固く絞ってから、型箱に敷いて準備します。 豆腐をお玉ですくい入れたら、型布を折りたたんで上蓋をのせ、重石 をします。

重石は、瓶に水を入れて 500g にしたものを乗せて、30 分ほど置きま す。 重石が重いほど、時間をかけるほど、固い豆腐になります。

7.【完成】
水の中で型からはずします。 少しの間、水にさらして冷ましたら、適当な容器に水と一緒に入れて

冷蔵庫で保管します。 豆腐とおから、どちらも日持ちはしませんので、2、3 日以内にいただ くようにします。 おからは冷凍もできますので、小分けにして冷凍すれば無理なく使う ことができます。

 

家庭でも挑戦してみてください!

 

豆腐作りの様子

 

 

ありのまま分校の青大豆は販売もしていますので、実習日にお買い求めください!

 

※みんなで楽しく学ぶ自然農法!

ありのまま分校は、南さつま市が目指す「健康元気都市」推進事業の一環として平成27年から開校しています。受講生と卒業生の応援団が、畑を学校に野菜づくりなどの農業実習を通して自然農法を学びます。

収穫した野菜は、みんなで美味しくいただき、最近は学校給食に出荷しています。 
農業実習以外にも自分たちで育てた大豆を使った味噌づくり体験や自然農法の先進地研修、収穫祭なども開催しています。

自然農法に関心のある方は、是非、参加してください。 自然農法の野菜や調味料の販売も行っています。 

 

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